シニアライフ徒然草

老人ホームの入居時の権利騙って現金をだまし取ろうという事件

高齢者を狙って、老人ホームの入居時の権利をもちかけ現金ををだまし取ろうとした犯人グループを逮捕


老人ホームの入居時の権利

NHKニュースによると、東京文京区に住む無職の前田将司容疑者(30)ら5人を高齢者の女性から老人ホームの入居時の権利を騙り、数千万円をだまし取ろうとして逮捕されました。

事件の概要は、高齢者に対して「あなたの住んでいるところに新たに老人ホームが建設される、あなたは優先的に入居できる権利を持っているので、それを譲ってほしい」と、最初にもちかけ、その後「権利を譲るのは違反で、解決するのにお金がかかる」と脅して現金数百万円を騙し取ろうとした疑いで逮捕されたようです。

逮捕された犯人の、埼玉のマンションからは1万2千人分の高齢者の個人情報名簿が押収されたといいます。

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手口が巧妙な高齢者を狙った犯罪

振り込め詐欺やオレオレ詐欺なども、未だに後を絶たない程、高齢者を狙った詐欺事件が起こっていますが、今回の事件は老人ホームの入居に関する権利を騙るという、悪質極まりない事件です。

「住まいるケア」とう名称で、老人ホームをお探しの方に、老人ホーム探しのお手伝いをしている当社にとっても、この事件は見逃すことのできない事件です。

世間一般では、老人ホームはどこも一杯で入居も順番待ちになっているというイメージがある老人ホームですが、それは特別養護老人ホームと言われる、社会福祉法人などが運営する公的な助成金を受けて運営している老人ホームが、入居待機者が多いともう何年も前からニュース等で取り上げられており、その印象が今でも世間一般には根付いているのではないでしょうか。

しかしながら、民間企業が運営する老人ホームや高齢者向けの賃貸住宅等は、ここ数年沢山建設されており、お部屋の空いている施設はいくつもあります。

そもそも、特別養護老人ホームには、しっかりとした入居要件があり、例えば要介護3以上の介護認定を受けている事や、自宅での生活が困難と認められる場合など、の条件を満たした方が入居できます。

ただ、特別養護老人ホームや、民間の有料老人ホーム、老人保健施設、サービス付き高齢者向け住宅など、様々な種類の高齢者施設の違いも、費用も入居時の要件なども、一般の方はご存じないのが普通です。

そのような隙間を狙って詐欺を行っていた、この犯罪者グループは、老人ホームの事や高齢者施設の事などに、ある程度知識があるのではないかと推測されます。また1万2千人分の高齢者の個人情報リストを持っていた、という点も重要で、いったい彼らはどのような経緯でそのリストを手に入れたのか??
今後の捜査の行方がとても気になる事件です。

参照:NHKニュース

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田中 宏信
「関東有料老人ホーム紹介ンター」を運営する(株)エイジプラス東京支社 支社長。自身の両親の介護経験を活かし、同じように在宅介護でお悩みをお持ちのご相談者向けに、老人ホーム選びのアドバイスやセミナーなども行っています。
関東有料老人ホーム紹介センター 10:00〜17:00 ※土日祝は休み 北海道・東北・関東エリア 0120-605-419【通話料無料】