シニアライフ徒然草

「今住んでいるところから離れた施設に入居したい」~後編~

前編、中編、と今まで2回に分けてご入居までのご相談内容をご紹介しました。中編ではご契約に必須である「金銭面」と「身元保証人・連帯保証人」のこと、そして保証会社との契約の延期についてお話をしました。今回はそれ以降のお話しです。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック


入居はしたい、でも踏ん切りがつかない

ご相談者様がご自宅の近隣でお手伝いが終わる予定日から数日後、ご自宅に電話をさせて頂きました。
今の正直なお気持ちをお聞きして、施設入居を考え直すのか、それともご入居に向けてお手続きを進めていくのか。私どもは、今までに培った各施設の知識を、ご相談者様のご希望にあわせてご案内させていただいております。

ここで施設へのご入居を止めたとしても、また改めて施設検討をする際にお手伝いをさせていただければと考えています。

ご相談者様のお気持ちとしては、「ご入居はしたい。だけど、踏ん切りがつかない」ということでした。

ここで私は、施設のご担当者さん、保証会社のご担当者さん、そして私の3名でご自宅までお伺いすることを提案させていただきました。
お電話でお話しするだけでなく、各担当者さんと直接会ってお話し(お気持ち)を直接お話しして頂き、ご不安な点や疑問点、今ご自身で引っかかっている点など、忌憚のないご意見をお聞きできればと考えました。ご相談者様は快諾してくださいました。


施設、保証会社、紹介会社とご本人での話し合いを決行!

当日のお話し合いのポイントは3点です。
①保証会社との契約
②施設入居への思い
③ご自宅の売却
いざ、スタートで す。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック


①保証会社との契約について

身元保証人連帯保証人」は、今回の施設入居が先延ばしになったとしても、必ず必要なものです。身元保証人がいなければ、万が一に重い病気になられた時に入院手続きも大変です。 今までお元気に過ごされていたので、ご相談者様が全く気にされていなかった落とし穴でした。

保証会社とのご契約で、「公正証書」を作成することができます。これにより、ご家族様の役割を全てカバーすることができます。
当日は、サービス内容と費用について説明を受けていただき、ご納得の上でお申込み書にご署名をされました。


②施設入居への思い

お気持ちの結論は言うと「入居したい」です。
では、何が足枷となっているのでしょうか。大きくは2点ありました。

1つ目は、10年以上お付き合いがあるお知り合いの方でした。
その方に〝遠く離れた施設に入居することを伝えられない”とおっしゃいます。
その方はご相談者様を気遣い、シルバーカーや日常生活に必要な物を用意してくれたり、定期的に電話連絡を下さるそうです。ご相談者様を「お母さん」と呼んでいて、まるで息子さんの様な存在のようです。
今回の施設入居を話したとしても、必ず反対されるし、怒りそうだから言えないと。ですが、最近は連絡も少なくなり、疎遠になってきているところだったそうです。

2つ目は、詩を詠むことがご趣味で、お住まいのエリアで公募している川柳、短歌や俳句を応募することができなくなるのが心残りだそうです。

解決方法として1つ目は、ご自身のお気持ちを隠さずその方にお伝えするか、何も伝えずにお引越しをするかです。ご相談者様は勿論、前者を選択し、後日連絡をしてみると仰っていました。
2つ目は、お引越し先でも全国的に公募しているものは今までと何ら変わりなくお続けになれますし、エリアで公募しているものに関しては、諦めていただくしかありません。老人ホーム探しには「優先順位」が非常に大切です。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック


③ご自宅の売却

老人ホームに入居している途中で費用が尽きてしまうことを心配されており、ご自宅の売却を考えていらっしゃいました。お住まいの地域の平均的な売買価格で考えると、100歳ぐらいまで費用が賄えることが判明しました。これにはご相談者様も安心された様子でした。

お話合いには数時間かかってしまいましたが、モヤモヤとした霧が晴れた様な笑顔でお見送りしていただきました。

それから数日後、「保証会社を利用するための費用を振り込みました」と、ご相談者様からご連絡を頂きました。
このあとの流れは、「公正証書」を作成するために、行政書士とお打ち合わせが必要です。本来は近くの公証役場に行って、入院時やご逝去されたときにどういうことをしてもらいたいかをお話した上で作成しますが、今回は別途費用を支払って、ご自宅で行うことになりました。

ここで私は、ご相談者様に「施設担当者に送迎してもらって、そのまま体験入居してみては?」と、ご提案をさせていただきました。


手続きと合わせて、再度体験入居を

お客様の最終的な思いを確認していただきたく、今一度、体験入居をおすすめしました。
ご相談者様の承諾をいただき、関係者にすぐに連絡をして、予定を立てました。

後日、施設ご担当者さんから連絡がありました。
内容は、「体験入居の2日目に入居契約があるので、ご相談者様が飯泉さんに来て欲しいと仰っていますが、ご予定は如何でしょうか」と、うれしい一報でした。私は「是非、同席させていただきたい」と返事をさせていただきました。

ご契約日、施設に到着し、ご相談者様の契約に同席しました。
老人ホームの入居手続きは、契約書・重要事項説明書の読み合わせと、ご署名・捺印で約2時間かかります。ご相談者様はかなりお疲れになられていました。そのあとにご相談者様、施設担当者と私で世間話をしていたら、さらに時間が経ってしまいました。

私がそろそろ帰ろうとした際に、ご相談者様が握手をしながら、涙ながらに「本当にありがとう、ありがとう」と大変うれしいお言葉をもらいました。

前回のご見学・体験入居から今日まで、お一人で様々なことをお考えになられて、精神的・肉体的にも厳しい日々が続いていて、やっと解放されて、心からご安心されたのだと思いました。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック

記事 関東有料老人ホーム紹介センター 飯泉貴史

飯泉 貴史
介護施設もその施設ごとに違った特色を持っています。 十人十色のご相談者様のお悩みがあるように、公平な目線を持ってお一人おひとりのご希望に沿った施設のご案内できるように、いつも最大限のパフォーマンスを皆様に情報をご提供させていただけるように日々頑張っています。

関東有料老人ホーム紹介センター 10:00〜17:00 ※土日祝は休み 北海道・東北・関東エリア 0120-605-419【通話料無料】