シニアライフ徒然草

老人保健施設に入居中のお母様を転居させたい

息子様からいただいたご相談です。ご対象者様は、70代、要介護3のお母様で、相談当時は、老人保健施設にご入居中でした。退去期日を尋ねると、「まだ決まっていない」とのこと。詳しくお話を伺いました。

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老人保健施設に5年入居?!

ご相談者様のお母様は、現在の老人保健施設に既に5年間入居しており、その後も退去する必要は無い、と施設側からは言われているそうです。

そもそも老人保健施設に、5年間も継続して入居している事に驚きました。 老人保健施設とは、介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すための施設ではないのか?その期間は、3ヶ月毎に入所判定が行われ、3か月から半年、もしくは1年程度の入所期間が一般的です。


退去の必要もなく、費用も安い老人保健施設から有料老人ホームへ転居したい理由は何か?

老人保健施設へ入居前は、お母様の認知症の症状は軽度でした。治療薬も服用して、安定していたそうです。しかし入居後は、認知症の治療は一切なく、服用も止められたそうです。

その後は、認知症の症状も悪化していきました。そして気が付けば5年。緩やかに悪化していた認知症の症状が一変しました。トイレ、食事、自分のこと・・・手のつけられない程の症状になっていったのです。

それでも老人保健施設側は、「転居の必要はない。全てお世話するので心配ない」と息子さんに説明したそうです。転居させるべきか否か、2年間程悩み「やはり今の状況を変えなくてはならない」と思い、意を決して相談に来られたそうです。

息子さんの泣きそうな表情は今でも忘れられません。 言葉では言えない、何かがあると思いました。そこで、まずは施設見学に足を運んで頂きました。

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入居先施設は決定しても、入居前の面談を頑なに拒まれた息子さん

予算も立地も希望に叶う施設が見つかり、嬉しそうな息子さんが再度私どもの東海有料老人ホーム紹介センターへお越しになりました。
「面談が困る」と、急に表情に陰りが出ました。「老人保健施設の面会時間が厳しく、なかなか母親に会えない」とか、「診断書に時間がかかる」とか、面談を拒んでいる様子です。 とにかく、本人であるお母様に会ってみないと入居出来るかどうか解らないので、受入施設担当者に連絡をして、面談日時の調整をして頂き、老人保健施設へ足を運んでもらいました。


老人保健施設での生活、驚きの光景

お母様は、4人居室にご入居中でした。4人居室なので、当然ベッド数は4つのはずですが、そこには3つしかないのです。
まさか!?
お母様のベッドが無いのです。
お母様はベッドではなく、床にマットレスを敷いて寝ていました。その理由は、以前、夜中にトイレに行く時、ベッドから落ちて骨折をされたことがあるからだそうです。また、認知症が原因で時々暴れたりするそうで、その時もベッドから落ちない様に、敢えてベッド無しのマットレスのみを敷いて寝ているということでした。

息子さんは、その様な状況を第三者にさらけ出す事が嫌だったのだと思います。その様な状況からお母様の環境を良くしてあげたい、でも、現状を第三者に見られたくない…その葛藤の中で、とても悩まれたのだと思います。転居を決断するまでに、時間がかかったのも無理はないと思いました。


住宅型有料老人ホームへの入居~そして、現在

面談から転居まで、2週間ほどで完了し、住宅型有料老人ホームへ入居されました。
お母様の認知症も、専門のドクターによる治療で落ち着かれたそうです。今ではコミュニケーションも取れるようになり、アクティビティにも参加して、施設での生活を楽しんでいるお母様の様子を見て、息子さんは大変喜んでおられました。

私が訪問した時は、息子さんとお二人でアイスクリームを食べておられました。本当に仲良く、嬉しそうな表情のお二人を見て、私も嬉しかったです。

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記事 東海有料老人ホーム紹介センター 鈴木富美

鈴木 富美
毎日ご相談を承り、様々なご相談者様の悩みを真摯に受け止め、解決に導くための努力は惜しみまないことを信条にしています。
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