シニアライフ徒然草

植田秀一のシニアライフ徒然草【vol.4】

この度の熊本地震において被災地・被災者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。 災害の度にご高齢者やお体の不自由な方が犠牲になることが多く、本当に心が痛みます。


「何事も判断能力のある間に!」

私たちは当たり前の様に自分の意志で行動し、生活をしています。「何を食べるか」「何を買うか」「何処に住むか」「何をするか」「誰と会うか」等々、法律や、社会のルールを守っていれば基本的に好きなように生活する事が出来ます。
しかし、高齢になり認知症等によって判断能力が低下してしまうと、今まで出来ていたことが出来なくなり、自身で判断・決断をする事が出来なってしまいます。

そうした場合何かを決めるのが第三者(ほとんどが家族)になってしまう事が多いのです。現に、弊社にご相談を頂く約7割の方が高齢者ご本人ではなく、ご家族からの相談です。ご家族はご本人の事を心配して施設への入居を検討されますが、ご本人がそれを望んでいるかどうかはわかりません。

また家族が資産を巡って争い事になってしまうことも少なくありません。血を分けた肉親が相続資産を巡って争いになり、絶縁状態になってしまうなんて本当に悲しいことですよね。「争続」と言う笑えない言葉も生まれています。

私の父は生前、ある日私と姉を実家に呼び、お前達に伝えておくことがあると言って「実は俺は肝臓ガンになった。過剰な延命治療は必要ない。もしも俺に万が一の事があったら、葬式はここであげてくれ。そして貯金や年金、保険の額を告げ、通帳や印鑑、証書はここに入れてある。」
あと母の処遇の事を話し、「最後に一番大事な事はお前達兄弟が喧嘩をせずに仲良く頑張って欲しいと言う話でした」

その話を聞いた私は肝臓ガンになったぐらいで、大げさな事言ってと思っていました。
父はそれから6年元気に生きていましたが、この父の話があったからこそ6年間兄弟仲良く協力し、費用面でも計画的に父の面倒を見ることが出来たのです。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック

終活エンディングノートといった言葉が世間で言われる様になって久しいですが、ご自身が尊厳を持ってご自身の意志で老後を過ごされる事は極めて重要な事だと思います。 高齢者になっても悩みは尽きません。
健康の事」「お金の事」「家族の事」「相続の事」「住まいの事」 挙げればきりがありません。

これらの悩みを抱えながら過ごされるより、安心出来る楽しい老後を過ごしていただくためにも、判断能力が衰える前にご自身の方針や生き方を決められる事を私は強くお勧めします。


「ご自身のためにお金を使ってください!」

今の高齢者の皆さんは、戦前戦後の貧しく苦しい経験があるので、自分にお金を使うことが苦手です。それと老後資金が幾ら必要なのかがわからない事もお金を使う事に躊躇する理由でもあります。
ではどうすれば安心してお金を使えるのか?

私の答えは前述にある老後の方針を決めて、ライフプランを作成する事です。
平均寿命が世界一なのは喜ばしい事ではありますが、その分長生きリスクがある事も事実です。高齢者の方がよく「お迎えに来る日がわかればいいんだけど」と言われます。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック

おっしゃる通り、誰もが自分の寿命がわからないので計画が立てられないと思いがちです。
ライフプランは今のご年齢を元に仮想寿命(100歳程度)までの資金需要を計画的に策定したものです。ファイナンシャルプランナーやお付き合いのある各種金融機関、法律事務所でも作成してくれると思いますが、弊社でも簡易ライフプランは無料で作成させていただいています。

ライフプランは最悪の状態(重い病気や寝たきり)も想定した計画を立てる事によって余剰分は安心して使えます。家族に財産を残したい気持ちはもちろん理解出来ますが、今まで頑張って来られたご自身にも是非投資をして頂きたいものです。「気に入った住宅(一般住宅、高齢者施設)に引っ越すのも良し」「海外旅行に行かれるも良し」「もっと趣味を楽しむも良し」

私は寝たきり状態で単に寿命を延ばすよりも、ご自身の判断で、ご自身のお金を有効に使って、少しでも元気年齢を延ばして頂く事を切に願っております。

それではまた次号でお会いしましょう。

記事 株式会社エイジプラス 代表取締役 植田秀一

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック

植田 秀一
株式会社エイジプラス代表取締役 10年以上の紹介会社運営実績があり、全国の老人ホームのコンサルティングなども手掛ける。

関西有料老人ホーム紹介センター【月〜金】10:00〜18:00【土】10:00〜17:00 ※日祝は休み 関西・中四国エリア 0120-65-6774【通話料無料】