シニアライフ徒然草

施設入居は断固拒否!の父を説得、入居を機に親子関係も回復

ご相談はケアマネジャーさんからでした。突然、「山奥の老人ホームを紹介してほしい!」との相談です。事情をお聞きすると、ご対象者様は60代の男性で、現在お一人暮らしの方。今は都心部に住んでいらっしゃいますが、便利が良いだけに色々と買い物をしすぎてしまって困っているとの事です。


お一人暮らしになってからは、不規則な食生活になり

ご対象者様は認知症もなく、足元もしっかりとされておりお元気な方です。介護認定は要介護1で、お元気とは言っても、2年前に脳梗塞を患われており、心不全を起こしたこともあるとのこと。脳梗塞の後遺症はほとんどありませんが、現在、糖尿病で服薬と配食のお弁当で食事のコントロールをしておられました。

半年前まで、息子様と一緒に暮らされていたようですが、大喧嘩をしてしまい、息子様とは別居状態にあるとのことでした。
一番の問題点は、糖尿病があるにも関わらず、スーパーで惣菜を購入されたり、外食をされたり等々…お一人で気ままな生活になった途端、食生活の管理が全くできず、訪問介護やショートステイを利用しながら凌いできたのですが、いよいよ在宅での対応が難しくなってきたので、ホームを探してほしいという相談内容でした。

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周囲は入居を勧めても、本人の納得が問題

ご対象者様ご本人様に提案してみても、当然のように「老人ホームには絶対に入居しない!」と断固拒否…。ケアマネジャーさんもお困りの様子。
これはよくあるパターンで、周辺の方は状況をよくわかって早い段階で情報収集し、行動しようとするのですが、せっかくホームを探しても、ご本人様が入居を断固拒否されるというのは日常茶飯事です。しかし今回のお話をお聞きする限り、このままの生活を続けていれば、間違いなく重病になることが明らかな状況です。

ケアマネジャーさんと議論を重ねた結果、息子様に説得してもらえないだろうか、との意見で一致しました。息子様に連絡を取っていただき、話をする場を設けて頂きました。


「このままでは命が危ない!」、息子様の熱心な説得

息子様は非常に真面目で理解のある方で、お父様が独居になった途端、生活が荒れてきたことにショックを受けておられました。同時に「このままではいけない」とご決断いただいて、水面下でホーム探しを進めてほしいとのご依頼をいただきました。

ご本人様から要望をお聞きする事は難しく、長年一緒に暮らしておられた息子様から希望条件をお聞きできました。息子様からは、「本人が何件見学しても絶対に決断しないと思うので、私が決めます!」とのお言葉をいただきました。

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ご相談から1ヶ月くらいで、息子様からお聞きした希望条件とほぼ一致するホームが見つかりました。希望条件としては、
①食事面の管理ができ、看護師さんが常駐している事
②居室が広い事
③コンビニ・スーパー等の食料が売っている店が、500メートル圏内にない事。
④散歩などの外出はスムーズにできる事
この上記4点を基に施設をしぼり、具体的な候補が見つかりました。

さてここからが本番です。
この半年間程、自由気ままに暮らしてきたお父様に対して、どう説得するか…。
息子様も悩んでいらっしゃいましたが、「このままでは重病になり命が危なくなるかもしれない、その一心で説得します!」と心強い言葉をいただきました。
その結果、息子さんのお父様に対する想いが伝わり、老人ホーム入居を頑なに拒否されていたお父様の説得に成功する事が出来ました!!


息子さんの熱意が伝わり、入居して健康的な暮らしを実現

この説得を通して、親子関係も修復できたようで、お父様の表情にも少し変化が見られました。
お独りでお暮しの時は、「自由気ままに好きなものを食べ」「好きな物を買い」「金銭管理もひどい」というご生活状況でしたが、これを機会に息子様が全てを管理する事になりました。
ホームにご入居されてからは、看護師さんや訪問されるドクターの指示のもと、無理な制限はせず、もちろん今まで通りとはいきませんが、健康管理・栄養管理をしながら規則正しい生活を送れるようになったそうです。
日に日に糖尿病の数値も改善されてきたこともあり、とても喜ばれているとの事です。

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北野 優
介護施設で働いた経験があり、その経験を活かしご相談者様の目線に立ったきめ細かい相談を心がけています。 多くの皆様からのご相談に丁寧にご対応する事を信条にしています。
関西有料老人ホーム紹介センター【月〜金】10:00〜18:00【土】10:00〜17:00 ※日祝は休み 関西・中四国エリア 0120-65-6774【通話料無料】