シニアライフ徒然草

見落としがちな介護 手すりの種類と選び方

住環境整備には欠かせない「手すり」ですが、福祉用具貸与、介護保険での購入、住宅改修があります。3つの手段の中から、どれを選べばよいのでしょうか。今回は、手すりの選定について考えていこうと思います。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック


介護保険で適用される手すりの種類

福祉用具貸与
レンタルできる手すりは工事の必要のないものです。ドリルなどで穴をあけず、重しや突っ張り棒、万力の作用で止めることで強度を保っています。
取り付けた後でも微調整や取り付け場所の変更、手すりの再選定が行えることが強みです。欠点として、突っ張り棒や万力の作用で止める手すりは家自体の強度を見ないと、締めすぎると穴が開いてしまう危険があります。

参考:アロン化成 手すり商品
http://www.aronkasei.co.jp/anjyu/products/products.php?id=605


特定福祉用具購入の手すり

浴室では水にぬれ滑りやすく、サビやすいため、 レンタルの手すりは不向きです。浴槽の縁に取り付ける浴室用の手すりは特定福祉用具購入に当たります。
床と天井で突っ張り、さらに浴槽の縁にも支えにして固定するタイプや、浴槽の縁のまわりに取り付け、跨ぎ動作を補助するタイプの手すりがあります。

参考:アロン化成「安寿」シリーズ
http://www.aronkasei.co.jp/anjyu/product_index.php?cat2_id=12

住宅改修 介護保険の住宅改修を利用し施工を行えます。入念なアセスメントと選定を経て、施工されます。 廊下や階段等長い手すりをやL字やT字といった柔軟な取り付け方が行えますが、急な変更がしにくい欠点があります。 最大20万円の援助があり、その範囲内であれば1割(2割)負担で施工することができます。


手すりの形状について

手すりの形状は円形、楕円、平面等あります。
丸形が一般的ですが、滑りにくいディンプル付きが主流です。しっかり握りたい時と、支えて滑らせて歩きたいときがあるため、片方のみディンプル付きがあります。
楕円系はひねる際に手が滑りにくい手すりです。浴室や階段等方向転換をする際に適した手すりの種類です。
平面形の手すりは握るというよりは支える力のほうが強い力をいれられます。立ち上がりや立位保持に適しています。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック


手すりの選定方法

【どの場面で手すりが必要か】
階段や廊下、玄関やベランダなど、転倒の危険がある場所を探しましょう。

現在はどうやって動作を行っているのでしょうか。家具や壁を支えにしていて、滑りそうな場合には手すりが急きょ必要です。 今現在は転倒していないため大丈夫、というわけではなく、客観的に見て危険性があれば手すりはつけておいたほうがよいでしょう。

【どのような手すりが必要か】
縦手すりか、横手すりか、はたまた斜めの手すりか。利用シーンに合わせて考えていきましょう。
トイレ手すりは施工でもレンタルでもよいですが、自力で手が届くか、レンタルであれば移動の際に邪魔にならないかを検討しましょう。レンタルの中には足が邪魔にならないタイプ、手すりが跳ね上がり移動しやすいタイプがあります。
特に、車いす移動やすり足で移動されている方にとって、足が邪魔になってしまっては転倒の危険もあります。

【どの手段で手すりを付けるか】
ご本人やご家族の希望に合わせて話し合っていきましょう。レンタルであれば都合が悪くなってしまったら取り外しができます。
住宅改修はレンタルとは違い毎月の使用料がかからず便利ですが、高さや長さなどしっかりと話し合って決める必要があります。

住宅改修(特定福祉用具含む)の場合、保険者である市町村への届け出が必要です。
施工費は一度全額支払ってから自己負担金以外が変換される「償還払い」と、施工業者が自己負担金以外を市町村を請求する「受領委任方式」、申請を経て給付券が届けられて初めて施工が行える「給付券方式」があります。

お住まいお地域はどのシステムなのかを把握して進めていきましょう。 手すりは転倒予防に効果的ですが、邪魔になってしまっては意味がありません。 ケアマネジャーや施工業者、家族等話し合って、適切な住環境づくりをしていきたいですね。

参考:財団法人テクノエイド協会「手すりを上手に使う」
http://www.techno-aids.or.jp/research/vol14.pdf

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック

住まいるケア
東京・名古屋・大阪・福岡に紹介センター窓口を開設し、全国で年間約2万件にも及ぶ相談実績があります。老人ホームなどの高齢者施設をお探しの方に、経験豊富な当社相談員が最適な有料老人ホームや高齢者住宅選びのお手伝いを致します。 全国約5000件の紹介施設がございます。
関東有料老人ホーム紹介センター 10:00〜17:00 ※土日祝は休み 北海道・東北・関東エリア 0120-605-419【通話料無料】