シニアライフ徒然草

片麻痺のための住環境作り【移動、立ち座り】

脳卒中の後遺症など、片麻痺は高齢者の悩みの種の一つです。入院後のリハビリで在宅復帰を目指しますが、住環境つくりは欠かせません。そこで今回は、片麻痺でも安心して生活できる在宅生活を目指す住環境つくりを考えてみようと思います。住環境の整備は個人に合わせて行うものですので、この記事をヒントに各人のケアを相談して決定してください。*住環境=在宅生活全体の環境。屋内の生活、屋外の移動含むライフスタイルをさします。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック


立位、座位について

片麻痺はただ片方が動かなくなるだけでなく、平衡感覚や触感等の感覚能力が麻痺します
歩くだけでなく立位、座位の保持も難しい場合があります。 支えがあったら座位が保てるのであれば、座位時に肘掛けがある椅子、ベッドサイドレールを支持すれば座位が取れます。
サイドレールだけでは不安であれば介助バーを使用しましょう。ベッドサイドレールとはちがいベッドに固定でき、さらに立ち上がりの補助にもなります。

支えがあったら立位が取れるのであれば、4点杖や立ち上がり補助杖を使用することで安定した立位が取れます。
杖を使用すればそのまま歩くことができる場合もあります。歩行器よりもコンパクトで軽い、手すりを使えば両側で安定するのであれば、屋内では杖のほうが良い場合が多いです。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック


移動について

屋内の移動は杖、もしくは手すり等伝い歩きを行います。杖は麻痺ではない方の側で持ち、杖で支えながら歩きます。
段差は先に杖を出し、杖を持つ方の足を出します。そして麻痺側の足をゆっくり出すと段差を上ることができます。階段もそのようにして行います。
4点杖は通常の1本杖よりも安定していますが、段差では安定していないため屋外では使用しづらい場合があります。 安定性を減らした幅が狭い4点杖、もしくは松葉杖やろ府ストランドクラッチを使用できれば、杖での移動が行いやすくなります。

歩行器の使用は、片麻痺の方には適していませんが、中央に上肢を置くタイプの歩行器であれば有効です。その場合、体幹がしっかりしているかを確認し、タイヤ直径が大きい歩行器を選びましょう。坂道ではできるだけまっすぐに歩き、体が斜めにならないように心がけましょう。

車いすの使用については、体幹がしっかりしているのであれば標準型でも構いませんが、座位が保てないのであればティルト、リクライニング機能がある機種を選びましょう。肘掛けが跳ね上がるタイプ、フットレストが取り外せるタイプだと移乗動作が行いやすくなります。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック


トイレついて

トイレ動作には「トイレまでの移動動作」「立位動作」「衣服をおろす動作」「座る動作」「立ち上がる動作」「衣服を着る動作」という6動作が必要になります。また、「立位動作」には体の方向を変える動作も必要であり、トイレ動作だけで多くの動きをしなければなりません。
立ち上がるための手すりの位置は便座に座り腕を伸ばした状態で肘が少し曲がるくらいに設置します。立ち座りしやすい位置が便座付近なのか、前方なのかによって手すりの種類が変わってきますので、動作をシミュレーションしながら選定を行っていきましょう。車いすでトイレに侵入するのか、扉に入る前に車いすから立ち上がり、自分の足で侵入するのかによっても変わります。

また、トイレの扉が外開きであれば、扉が邪魔で出入りしにくい場合もあります。介護保険の住宅改修では扉の入れ替えも可能なことがあるので、考慮しておきましょう。ドアノブもひねる物より持ち手が大きいほうが支えやすいです。

今回は移動と立ち上がり動作についての住環境を考えてみました。住環境作りの参考にしていただければと思います。
また、これらが絶対に正しい、というわけではなく、個々の改善点があれば対応していき、各人が住みやすい環境を目指していければと願っています。

老人ホームのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック

老人ホーム紹介センター 住まいるケア 
北海道から九州沖縄まで、全国で高齢者設や高齢者住宅をお探しの方に、ご希望条件に沿って約4500件の有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅の中から、ご紹介いたします。ご相談実績は年間20000件、相談窓口は関東・東海・関西・九州にございますが、ご相談は全国各地から承ります、お気軽にご相談ください。経験豊富な当社相談員が最適な有料老人ホームや高齢者住宅選びのお手伝いを致します。
関東有料老人ホーム紹介センター 10:00〜17:00 ※土日祝は休み 北海道・東北・関東エリア 0120-605-419【通話料無料】