シニアライフ徒然草

自動はいせつ処理装置ってご存知ですか?

平成24年度の介護保険改正において、自動排せつ処理装置の介護保険福祉用具貸与が認められ、介護ロボットとして様々なメディアに取り上げられ、自動排せつ処理装置の周知がなされてきました。今回は自動排せつ処理装置はどのようなものか、機能や対象者等の説明致します。

高齢者施設へのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック


排せつ処理のニーズ

寝たきり高齢者や、腸の疾患によって尿意、便意の間隔がない方は定期的なオムツ介助が必要です。しかし、夜間に時間を図って起きて介助することは介助者にとって負担が大きいです。特に夜、頻尿に悩まされている方は何回もトイレ介助を手伝ってもらわなければならず、精神的負担も考えられます。
オムツ交換がなかったら陰部周辺が蒸れてしまい、衛生的によくありません。最悪の場合、感染症の危険もあります。
自動排せつ処理装置はこのような悩みにこたえることができる介護ロボットです。


自動排泄処理装置の機能

自動排せつ処理装置はレシーバーや、レシーバーを取り付けたオムツに陰部を装着しすることで自動的に排せつを処理できる機能が特徴です。
センサーに便や尿に反応すると洗浄機能がスタートします。洗浄機能は、商品にもよりますが、吸引、洗浄です。吸引された尿や便はタンクにたまり、タンクのみ取り外して捨てることができます。消臭機能がある機種もあり、寝室で尿や便などの臭いなく過ごすことができます。


自動はいせつ処理装置をご利用になるご対象者は?

対象者は寝返りがうてない、ご自身での体動があまりない方に限られます。
商品によって差はありますが、レシーバーを装着したまま寝返りをうつと、反動でレシーバーが外れてしまう可能性があります。
介護保険での利用ができますが、その対象者は「要介護4~5の方のみ」と範囲は狭いです。

高齢者施設へのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック


介護保険のご利用

自動排せつ処理装置は介護保険での貸与対象品目に含まれています。
本体とは、モーター部分のことです。 それ以外は、交換可能部分のみ特定福祉用具購入の対象品目となっています。交換可能部分とは、レシーバー(陰部を覆うもの)、チューブ、タンク等のうち、尿、便の経路となる、また、交換が容易なものをさします。

参考:ヤマシタコーポレーション
http://www.ycota.jp/product/insurance/excretion_parts/index.html


自動はいせつ処理装置のメリット・デメリット

自動排せつ処理装置を使用するメリットは、オムツ介助の負担が軽減されるということです。オムツ介助をしなければ、排尿、排便による不快感を感じますが、センサーにより自動で処理されるため、不快感はあまりありません。

排せつによる介護負担を気遣って水分を控えたり、我慢したりすることもなくなります。 また、センサーの記録やタンク状況が把握できるタイプの機種であれば、排せつ時間や尿量、色といった排せつ状況の把握も可能になります。

今後の課題として、より機器の簡潔さや取扱の周知があります。操作が難しければ使用したくても使い方がわからず、自分で介助したほうが早いという結論になってしまいます。特にレシーバー装着は失敗していると尿モレの原因となってしまいます。
また、作動音が大きい、認知症でレシーバーを外してしまう可能性、といった課題も多く残されているのが実状です。取扱い、緊急時のサポート体制がしっかり整っていないと、使用していても逆効果となる危険がありますのでご注意ください。

福祉機器の中でも、ジャンルとしてまだまだ浅い機器ですので、メーカーや取扱い事業者が先頭に立ち周知と注意喚起が必要です。

イラスト提供:いらすとや


デリケートな問題だからこそ解決しておきたい

尿器のご利用や、ポータブルトイレ利用といった排せつケアは大変デリケートな問題なので、しっかりとご本人、ご家族が話し合って、適切な手段でケアできればよいのではないでしょうか。
そのため、自動排せつ処理装置は最終手段という意識ではなく、アセスメントを経て必要であればすぐに利用できるようにサポート体制や周知が大切です。

高齢者施設へのご相談、資料請求・ご見学はコチラをクリック

老人ホーム紹介センター 住まいるケア 
北海道から九州沖縄まで、全国で高齢者設や高齢者住宅をお探しの方に、ご希望条件に沿って約4500件の有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅の中から、ご紹介いたします。ご相談実績は年間20000件、相談窓口は関東・東海・関西・九州にございますが、ご相談は全国各地から承ります、お気軽にご相談ください。経験豊富な当社相談員が最適な有料老人ホームや高齢者住宅選びのお手伝いを致します。
関東有料老人ホーム紹介センター 10:00〜17:00 ※土日祝は休み 北海道・東北・関東エリア 0120-605-419【通話料無料】