シニアライフ徒然草

福祉用具の事故について

福祉用具は自立支援と介助負担につながる大切な道具ですが、使い方を一歩間違うと重大な事故につながります。今回はそんな福祉用具使用中の事故についてお話ししようと思います。しっかり理解して、自己のない生活を送っていきましょう。


福祉用具による事故の現状の例

【車いす/電動車いす】
車いす
・利用者の腕や服が後輪に擦れ、絡まってしまった事故。
・利用中に利用者の足がフットプレートから落ち、そのまま走行し擦れてしまった事故。
・坂道を移動中に利用者が乗ったままウィリーしてしまった事故。

電動車いす
・横断歩道を通過中に自動車と衝突してしまった事故。
・車道端を移動中に後方からくる自動車に追突されてしまった事故。

【特殊寝台/特殊寝台付属品】
・ベッド柵の中に腕や足、頭などが入り込み、挟み込んでしまった事故。
・ベッド柵とベッド柵との間に首が挟まってしまった事故。
・ベッド柵とボードの隙間に首が挟まってしまった事故。
・着衣がベッド用グリップにひっかかってしまった事故。
・ベッド用グリップの可変部、固定レバーが外れてしまった事故。
・ベッド昇降時に身体がベッド本体と隙間に挟まれてしまった事故。

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【歩行器】
・バランスが崩れ歩行器ごと転倒してしまった事故。
・ブレーキをかけずに座面に座り、歩行器が後退しずり落ちてしまった事故。

などなど、数えればきりがありません。


事故の原因

なぜ事故が起きてしまうのでしょうか?
物的原因人的原因があります。物的原因は福祉用具そのものに原因があります。
例えば、ベッド柵の間隔が広すぎると身体を挟み込みやすくなってしまいます。また、車いすの後輪タイヤの空気圧が弱くなる、タイヤのすり減りがあると操作が難しくなり操作ミス、転倒の原因となってしまいます。

一方、人的原因は不注意や目的から外れた使用によって、事故が起こってしまうことです。
操作の仕方が分からず、自分の感覚で福祉用具を使用すると思わぬ事故につながる可能性があります。


物的原因への対策

物的原因による事故を防ぐには、安全性の確保と定期的なメンテナンスです。
安全性の確保は信頼できる商品を使用すること、使用範囲をしっかりと理解することです。
福祉用具にはJIS規格が適用されています。JIS規格は強制ではないですが、厳しい安全チェックに合格した商品に付けられます。
例えば、ベッド柵との間に身体を挟み込まないように狭い間隔で設計するようにされている、耐久テストが設けられている、などです。

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各市町村によっては介護保険での福祉用具貸与の要件にJIS規格のものを使用するように判断されています。
福祉用具のメンテナンスは、福祉用具を使用するにあたり事故を防ぐために欠かせません。また、普段使用していてどこに負担がかかっているかを見つけることもできます。
特に、車いすや介護ベッドは生活に欠かせないものなので、定期的なメンテナンスを忘れないようにしましょう。


人的原因への対策

人的原因による事故の可能性をなくすには、使用範囲の理解と利用者に注意することです。
福祉用具の種類が多い理由は、その人の利用目的に合ったものを選定するからです。利用目的からかい離した使い方や、範囲を超えた使用をすると事故の原因となります。
例えば、屋内用に使用している介助用車いすを、本人が足こぎで自走し外出することは事故や立ち往生の原因となってしまいます。
注意することは利用者だけではありません。介助者も本人にかわってベッドの操作や車いすの介助をする際に本人を注意してみていなければなりません。


モニタリングの重要性

一度福祉用具を導入すると安心、ということではありません。 福祉用具レンタル事業所は定期的なモニタリングが奨励されています。
定期的に訪問し、福祉用具の点検を行い、使用状況を確認し間違った使い方をしていないか、使用中の様子などを訪問確認することで、事故を未然に防ぐことができます。

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参考:一般社団法人 全国福祉用具専門相談員協会 (給付の適正化とモニタリング)
http://www.zfssk.com/sp/1104_tekiseika/

参考:NEVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137415101357304801

参考:厚生労働省資料 介護ベッドまっわりの事故の現状
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/dl/110209_3.pdf

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