シニアライフ徒然草

認知症の種類や認知症ケアについて

昨今の有料老人ホームでの事件等、介護現場における「虐待問題」は後を絶えません。この問題を解決するには労働者の視点、介護者の視点から見る事で、数多の問題を解決しなければならないのですが、今回は「認知症」を知ることによって高齢者、介護のことを知っていただきたいと思います。


認知症=アルツハイマーでは無い

認知症アルツハイマーとは詳しく区分すると、認知症アルツハイマー ではなく、アルツハイマーは認知症の1パターンとして区分されます。数パターンあるうちの一つが「アルツハイマー型認知症」となります。

認知症にかかる原因はいまだ明らかではない部分もありますが、加齢による脳の衰退、病気やストレスなどと言われておりますす。完全に治療することはできませんが、投薬によって症状を遅らせる、リハビリにより症状の緩和が行えます。


認知症の種類はアルツハイマー以外にも沢山あります

認知症の種類はアルツハイマー型認知症脳血管性認知症前頭側頭型認知症(意味性認知症)、レビー小体型認知症パーキンソン病が起因する認知症などがあります。
どれか一つに当てはまるものではなく、併発や同じような症状がおこる場合もあります。

アルツハイマー型認知症の特徴として、感情の抑制が効かなくなる、判断能力の低下、判別能力の低下があります。
知人や家族のことが分からなくなり、意思疎通ができず、不安になり怒鳴ったり暴力をふるったりすることもあります。


脳血管性認知症とは

脳血管性認知症脳梗塞等の脳血管障害の後遺症として併発することが多いです。症状としては片麻痺(ひどくなると歩行障害にも)、嚥下障害(呑み込めなくなる、痰が絡み炎症を起こす可能性も)、言語障害があります。


前頭側葉頭型認知症とは

前頭側頭型認知症アルツハイマー型認知症と同じく判断能力の低下、判別能力の低下等があります。原因が前頭葉の委縮と側頭葉の委縮によって症状が変わってきます。
意味性認知症は前頭側頭型認知症の一種ですが、話す内容の「単語」が分からなくなる症状です。症状が進行すると、知っている順序に固執したり、物の区別がつかずに口に入れて確かめようとします。


レビー小体型認知症、パーキンソン病と認知症症状

レビー小体型認知症幻視、幻覚や睡眠障害が特徴となります。また、うつ状態や筋力のこわばり、手足がふるえることもあります。

パーキンソン病自体が認知症ということではないのですが、レビー小体型認知症のように、筋力のこわばり、手足の震えの症状がある、パーキンソン病から認知症にかかるパターンも多いことから、認知症の分類と言われる場合があります。 症状が進むと、バランス感覚の不安定、歩行困難、握力の低下があります。


認知症の症状には様々な症状があります

前述のとおり、認知症には完治できる特効薬はありません。
認知症の症状は多岐にわたります。 軽度の物忘れ程度の症状から、徘徊、暴言、暴力行為、不潔行為など、様々な症状がありますので、一概に対応方法は一つという事ではなく、状況に応じて個別に対処していかなければならないことを、介護する側の方は理解する必要があります。

ケアに関しては、認知症の症状の患者を突き放すのではなく、一緒に付き添うことが重要になります。
たとえば、睡眠障害により昼夜逆転した場合は、時間が分からなくなっているため、規則正しい生活ができるよう時間にあわせた行動を促します。 判断能力が低下し、薬の飲み忘れや物忘れが多くなっていたら、判別しやすいように整理し、迷っていたらすぐに出せるようにします。特に多いのは、「財布がない、盗られた」と混乱してしまうことなどもあります。 あらかじめ、収納場所を決め、すぐに取り出せる、または別のものを用意できるようにしておきましょう。
認知症の場合、直前の記憶は欠如していても、過去の記憶が呼び戻されることもあります。昔話をして脳を働かせることもよい効果ではないでしょうか。
認知症の進行は心身状態の悪化により症状が進むことがあります。患者にも自発的にできる仕事を与えたり、散歩等の外出をすることが大切なケアではないでしょうか。


認知症との向き合い方

介護現場における虐待は、認知症患者への虐待も含まれています。
背景として考えられるのは、「認知症患者が何を考えているかわからない」「欲求などに対する歯止めがきかない」「介助者のいうことを聞かない」「介護する側がケアの仕方が分からない」等々です。
認知症の方は頭がおかしくなったのではなく、脳の病気として見ることがとても重要です。
認知症患者も人間であり、欲求があります。ただ、それがうまく脳に伝達できずに混乱している状態が症状となってあらわれる場合があります。
認知症の知識をしっかりと持ち、症状や要因を理解することによって、介護する側の負担を少しでも軽減する事が大切ではないでしょうか。

参考:公益財団法人 先端医療振興財団 臨床研究情報センター
http://adinfo.tri-kobe.org/index.html

参考:厚生労働省 みんなのメンタルヘルス
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_recog.html

参考:難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/

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