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  • 在宅酸素でも自由に暮らせる老人ホームをさがされていたSさんのお話(その3)完結編

在宅酸素でも自由に暮らせる老人ホームをさがされていたSさんのお話(その3)完結編

療養型病院で気胸になったSさん、療養型病院から退院したいというご要望は強いのですが、自宅に戻りたいというお気持ちも強いのですが、息子さんと何度も話し合いをされて、現状での独居生活は難しい、離れた息子さんのところに引っ越すのは避けたい、できれば住み慣れた街を離れたくない、老人ホームに入るなら、老人ホームっぽくない自由に暮らせるところがいい。そんなご相談がいよいよ動き出しました。


老人ホーム探しが本格的的にスタート

老人ホームを本格的に探がそうと決意された、Sさんと息子さん。
住まいるケアを運営する、株式会社エイジプラスの紹介センターにご連絡を頂いたのは、決意をされてしばらくしてからの事でした。
後ほどその事をお聞きした時に、老人ホームを探そうと決意をされてからお問い合わせまで時間が空いた理由をお話しされました。
「頭では父親の介護は在宅では不可能、老人ホームなどの施設入居が必要なのは理解できていました。しかし、どうしても心の中で父親に対して申し訳ない気持ちと、他に何か方法があるんじゃないか。正直、老人ホームに入らなくても何とかなるんじゃないか、そんな気持ちがあったので、父親には老人ホームに入居する事を強く勧めながらも、自分自身では、父親が嫌がっている事を理由に、しばらくは前向きになれなかったのです」
この息子さんのお気持ちは、実は老人ホームを探す事になったご家族、特に子供である家族の気持ちを如実に表してると感じました。
頭では理解できても、実際は気持ちの整理がついていない親に対する罪悪感、そんな心の葛藤があるのだと思います。
とはいえ、遠距離にお住まいの息子さんにはお父様の介護は難しく、やはり老人ホームへの入居するために、何処にどんな老人ホームがあるのか、まずは施設探しをしなければいけないと、私共にご連絡を頂きました。

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様々なご希望条件の中から老人ホーム探し

前回の章でも書いておりますが、Sさんと息子さんの老人ホーム探しは以下の通り、

・できれば少しリハビリが出来るところ。
・在宅酸素の状態でも受け入れができる施設。
・Sさんの友人が遊びにこれる立地であること。
・息子さんやご親族なども通いやすい場所。
・綺麗なところ。
・最初に支払う予算は500万円以内。
・毎月支払う予算は20万円程度。

まずこの条件で検討したところ、Sさんがお住まいの都道府県では、御予算的にはOK。
ある程度ご提案できる施設の数があります。そこでその他の条件で絞り込みをする事になりました。

まず一番大切なのは、Sさんには医療的処置として、恒常的に在宅酸素のケアが必要になります。詳しくお聞きすると、在宅酸素の流量は労作時2.5Lから3L、場合によっては4L近く、そして安静時2L程度との指示がありました。

まずいくつかピックアップした老人ホームの中で、在宅酸素が必要な方の受け入れがOKな施設に絞り込みます。
在宅酸素、一般的に街中で鼻にチューブを付けて、ボンベを引いて転がしている方を見かけると思いますが、お一人おひとり時間当たり流している酸素の量が違います。
お元気な頃にヘビースモーカーだった方に多く、COPD 慢性閉塞性肺疾患と言われます。わかり易くいうと、在宅酸素が必要な方は、健常な方に比べて、1回の呼吸で吸収できる酸素の量が少なく、それを鼻先に酸素を流す事で呼吸時の酸素摂取量を、適正値に上げる事で呼吸を楽にするという事です。じゃあ酸素が流れなかったら、どうなるのか簡単に説明すると、陸にいながら水中で溺れているような状態になるという事です。 入院などすると、指先に青い洗濯バサミのような装置を取り付けて、モニターに繋がっている事があります、これで血中の酸素濃度を測っています。
健常者の方であれば、血中酸素濃度は、99%とか98%という数値がパルスオキシメータで計測されますが、COPDで在宅酸素の処置が必要な当時のSさんは、70%程度の血中酸素濃度だったそうです。

実際いくつかの老人ホームさんに、4リットルという数字を提示したところ、難色を示された老人ホームさんもありました。
外出時は通常ボンベを使いますが、通常では自宅にいる際には機械を使います。機械のダイアルや、スイッチ操作で酸素流量を調整しますが、しかしヘルパーさんではこの機械を触り流量を調整するといのは基本的には医療行為に該当しNGとなります。(※ただし、医師から指定された流量を患者本人が管理している場合は問題無いという見解もあります)
流量が多いという事は、もしチューブが外れ気付かなかった場合のリスクも高く、受け入れ側の老人ホームから見れば、受け入れ体制を見直す場合もあるのではないでしょうか。


リハビリが出来て、比較的自由に暮らせる老人ホーム

いくつかの老人ホームに打診して、「その条件でも受け入れが出来そうだ」という回答を得られた老人ホームをピックアップし、息子さんにご提案してみました。
すると息子さんからは、「前回ご相談させて頂いた条件で、今回ご提案頂いた老人ホームの中で、父が希望しているリハビリについて、ある程度積極的にリハビリを行って頂ける老人ホームはどれくらいありますか?」
それと、これもSさんからのご要望で、「比較的自由に暮らせるところがいい」とうお話しがでました。
決められた時間に、皆で体操したり、様々なアクティビティに参加しなかればいけない、というような決まりが無く、本人がある程度自由にのんびり、周囲の人達に無理に合わせることなく暮らせる老人ホームがいい、とSさんがご希望されているとのお話しでした。

そこで私どもは、いくつかご提案をさせて頂いた中から、3件程度見学に行きましょうとご提案をさせて頂きました。
実際に御家族にホームをご覧頂き、忌憚の無いご質問を頂戴できれば、ご希望のどこまでが叶い、叶わないのはどんな場合か、という事もその場で確認できます。まずは気になったホーム見学をして頂く事になりました。

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有料老人ホーム選びには優先順位が必要

当初挙げておられたご希望に対して、一旦優先順位をつけさせて頂きました。

変更が出来ない絶対の希望は、予算以上の支払はできない、在宅酸素が受け入れできなければ、そもそも入居は不可、この2つは当然として、残った条件は5つ

・できれば少しリハビリが出来るところ。
・Sさんの友人が遊びにこれる立地であること。
・息子さんやご親族なども通いやすい場所。
・綺麗なところ。
・比較的自由に暮らせるところ。


このなかで、優先度が高かったのは

①リハビリ
②自由に暮らしたい
③友人が遊びに来れる場所

と、3つの条件を優先順位上位にあげ、4施設をご提案しました。

老人ホーム選びの際に、必ずお伝えするのは「全てのご希望条件を満たすホームはまず見つからない」という事です、もちろんご希望条件をお伺いし、いくつかのホームをご提案させて頂くのですが、ご希望条件が多くなればなるほど、優先順位をつけて頂き、優先度の低い条件については、ある程度の妥協をして頂くという事をお話ししています。
今回ご提案した4施設については、
・Aホームは①番のリハビリ条件がクリア
・Bホームは①番のリハビリ、③版の友人が通い易いがクリア
・Cホームは②番の比較的自由に暮らしたいがクリア
・Dホームも②番の比較的自由に暮らせるがクリア

この状況だけで判断すると、Bホームが一番良いとおもわれるのですが、やはり実際に見学をして、中の様子を見たり聞いたりしなければ、よくわかりません。
息子さんのご都合をお聞きして、見学日時を設定しました。


1施設ずつ老人ホーム見学をしてみる

まず一番初めにご見学をされたのは、Dホームでした。
こちらはアクセス面でいうと、最寄駅からはバスもしくはタクシーで通うことになり、国道に面した立地ではありますが、お買い物などに気楽にいけるような周辺環境では無かった事で、息子さんの選択肢からは外れました。比較的お元気なご入居者の方が多く、今でいうサ高住のようなホームでした。

次にご覧になられたのはBホーム
条件面では一番有力なホームです。ホームはとても綺麗で、アクセス的にはこちらも最寄駅からはバスに乗って移動する立地、建物の設備については、デイサービスセンターが併設されており、本格的なリハビリマシンが揃っています。身体機能が問題なければ、こちらも本格的なプールリハビリも可能な設備も整えられており、リハビリ面では充実しています。
なので一旦保留、要検討という事になりました。

そして次にご覧になられたのはCホーム
こちらも最寄駅からはバスや、もしくは車でしか通えない立地。建物は比較的新しく綺麗です。100名程度の定員の規模の大きなホームです。
積極的なリハビリは無く、定期的なイベントなどがあります。また住宅型有料老人ホームで、ケアプランもある程度希望に合わせて対応ができるので、ある程度自由に暮らせるのではないかという事でした。しかし、月々の費用面で、介護付有料老人ホームではないので、介護サービスを利用した分の1割負担(当時は全て1割負担でした)となり、介護サービス以外は全て実費となるので、もしかすると月々の予算20万円を超える可能性があります。医療費については、在宅酸素が必要なので身体障害者手帳を持っておられ、かつ後期高齢者の対象という事で、公費負担となりますので比較的医療費の自費負担は軽く済みます。という費用面での不安があるなかでも、一旦保留

そして最後にご見学頂いたのはAホーム
このホームは、同一運営のホームがいくつも有り、どこのホームでも積極的にリハビリに取り組んでいます。1階の入り口から入ると、そこにはリハビリ用のエアロバイクが並んでおり、ご入居者の方が皆さん笑顔でリハビリに励んでおられます。そしてアクセスも他の3つの施設に比べると、そんなに不便な場所でも無く、建物も綺麗な清潔感のあるホームでした。費用面でも介護付有料老人ホームなので、介護度に応じた一定額を自己負担するだけでよいので、わかり易い価格となります。
と、ここまで書くとAホームで決まりだと思われる方も多いと思うのですが、実は一つ大きな落とし穴がありました。

息子さんが見学をされて、A施設の入居相談員の方に色々ご質問をされていた時の事でした。
新幹線で地元まで戻っておられるSさんの息子さんは、おそらく面会に来れても月に1度程度しかこれない旨を伝えられると、A施設の入居相談担当者から思いがけない言葉が飛び出ました。
以下、その際の、やり取りを再現してみます。(入:入居相談担当者子:息子さん

:「私どもの施設では、御家族様と常にご入居者さまの状況を共有させて頂いております」
:(心の中で、「フムフムいいんじゃないか」と思いつつ)「いいですね、とても助かります!」

:「なので、御家族には週一回必ず、当施設にお越し頂き、ご入居者様との面会、当ホームの担当者との情報共有をして頂きます」
:「はっ????????」

:「あの、先ほどお話ししたとおり、私は他府県に住んでいるので、ここまで来るのに新幹線を使っても4時間程かかります、なので電話やメールでやり取りをさせて頂いて、状況を確認するという事ができれば有り難いのですが・・・」
:「当ホームのご入居者の御家族様には、皆様毎週お越し頂いておりますので、S様の御家族まさも、毎週お越しください。」

ここまでくると、もう息子さんは苦笑するしかなかったそうです、「毎週、毎週通えるなら、老人ホームへ入居する選択などしない、この人いったい何を言ってるんだろう?」
そんな風に思ったそうです。

後日その件を息子さんから伺った時は、正直私も呆れてしまいました。そのような条件は元々私どもにも知らされておらず、まさに私は「聞いてないよ、何訳の分からない事を言ってるんだ!」とかなり憤りを感じた事を今でも鮮明に覚えています。

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消去法で2施設に絞り込み、さらにSさん自身が見学を

そんなビックリするような事件もあり、4つのホームの中から最終段階に残ったのは、Bホームと、Cホーム。
ここまでは、老人ホーム探しを息子さんに任せていたSさん。しかし息子さんは、最終的にはお父様が納得できるホームが見つかるまで、頑張ってホーム探しをしようと思っていたそうです。
BホームとCホームを一旦お父様に見学をしてもらおうと、入院している病院の外出許可をとり、息子さんとご親族、Sさんの4名で車で再度2施設の見学をされる事になりました。

まず最初に向かったのはBホーム。
在宅酸素のボンベを車に積み込み、車椅子を載せて息子さんの運転でBホームに向かわれました。
Bホームに着いた時にSさんが思った感想は、「この場所・立地はあまり好きじゃない、もっと他の場所がいい」と思われたそうです。
後にお聞きしたところ、Sさんご自身が良い印象をお持ちでは無く、そのように思われたという事がわかりました。そこまでヒアリングが出来ていなかった私どもの痛恨のミスでした。
建物はとても綺麗で整理整頓されており、ご親族もご納得のご様子。併設されているリハビリ設備を見て、Sさんは病院みたいなリハビリ設備でスゴイと思われたそうです。プールリハビリの設備も見学されたのですが、その設備をご覧になってSさんは、ご自分にはここまでのリハビリは無理だし、そこまでは望んでないと感じられたとの印象でした。

そして次に向かわれたのはCホーム。
このCホームの有る場所は、駅からは遠くてバス便になるのですが、周辺環境は住宅地であり、比較的所得水準の高い方がお住まいの地域が近郊にある為に、お買い物に便利なスーパーや、ホームセンター、飲食店、など住環境には困らないお店が揃っています。
また収容人数の大きなホームなので、建物も立派で駐車場も広く、車で面会に来る家族にはとても良い環境です。館内は全てカーペットフロアになっており、費用以上に高級感があるのが印象的でした。
住宅型有料老人ホームで、サービス面については一般的な老人ホームではありましたが、見学させて頂いたお部屋の窓からみる眺望も、特に視界を遮るものも無く悪い印象を持ちませんでした。
看護師さんは、日中帯のみの勤務なので、夜間はヘルパーさんが1名という、人員配置的には、決して手厚いとは言えないホームでしたが、少しは自由に暮らしたいというSさんにとっては、何もかもがんじがらめにされるより、よほど気が楽でのんびり暮らせるのではないかと印象を持たれました。


老人ホーム見学の決め手になったのは、看護師さんの一言でした

結果的にSさんは2施設の見学をされて、その翌日にご自身のご入居されるホームをCホームに決められました。

決め手になったのは、Cホームに勤務される副ホーム長兼、看護師さんの一言でした。その看護師さんは、Sさんとご家族に対して
「私たち看護師は、このメンバーでご入居者様の健康を管理し守っています。もしSさんがご入居頂ければ、私が責任を持ってSさんの健康管理を行いますので安心してください」
この言葉に安心したSさんは、「老人ホームに入るのは嫌だけど、Cホームだったら入ってもいいかな。あそこだったら、お前も(息子さんに対して)新幹線で来た時に通うのはそんなに無理が無いだろう、それにまぁまぁ綺麗だったし・・・」
その言葉で息子さんも、それまでお父様を老人ホームに入居させる事に心の中で葛藤しておられた気持ちを切り替える事ができた。と仰っておられました。

御家族を、、、それも実の親を老人ホームに入居させる。

そこにはご本人は勿論、子供であるご家族の心の葛藤は言葉では言い表せないものがあります。しかしながら在宅介護が物理的にも不可能なのであれば、老人ホームへの入居という選択は、御家族やご本人様にとって生活の質(QOL)を落とさない、もし在宅介護で生活の質を落としてしまった場合、良好な生活の質を取り戻すことができる手法の一つだと考えます。
老人ホームに入居すれば全てが解決できるとは言えないこもしれないですが、少なくとも日々の不安からは少し解放されるのも事実です。
今回Sさんご自身が、最終的にはご自分の入られる老人ホームをお決めになられた事で、少し位月々の予算がオーバーしても、それは自分の収入の中から補てんすれば何とかなる、そう考えられた息子さんは、お父様の決断を尊重されて、Cホームへの入居手続きをされました。


老人ホームの入居手続きとご自宅の処分

既に奥様が他界しているSさんは、何年もの期間お一人暮らしをされていました。
今回Cホームにご入居を決められたSさんのお気持ちを汲み、息子さんが考えられたのは、Cホームのお部屋の家具を普段お父様が使い慣れた家具を持ち込もうという事でした。
とは言ってもホームのお部屋の広さは20平米程度しかありませんので、お一人暮らしで使われていた、小さな家具をいくつかホームに持ち込まれ、ご自宅に置かれていた配置と、あまり変わりがないように、お部屋に家具を設置されたそうです。

ホームへのお引越しと同時に、息子さんからご相談を受けたのは、お父様がお住まいになっていたご自宅をどうしようか?という事でした。
お聞きするとご実家のおうちは賃貸だという事で、賃貸契約を解約しようと思っている、その際には家具などをどのように処分すればよいか、という事でした。

老人ホームへご入居される場合、今まで住まわれていたご自宅を残される場合と、持ち家の場合などは売却されるケース、借家の場合は賃貸借契約を継続させてしばらくは、ご自宅を残しておく場合などがあります。
実際老人ホームにご入居されても、しばらくはご自宅を残されておくケースは多く、この理由は老人ホームに入居をしても、残念ながらそのホームが合わずご自宅に戻られるケースがあるからです。 とはいえSさんの場合、ご自宅で一人でご生活される事は難しく、今回の老人ホーム入居に至ったので、息子さんはご自宅の賃貸契約を解約し、必要な家財道具や思い出の品以外を全て処分される事にされました。

ご自宅を処分されてからお聞きしたのですが、ご自宅の家具などの処分は業者さん何社かに見積もりを取られて決められたそうなのですが、この場合通常では業者によって値段はピンキリです。値段が安ければ良いかというと、そうではなく家財道具などをキチンと法的に問題なく処分してくれる業者を選定する事が大切です。
値段が安い業者の中には、不法投棄をする業者もいると言われています。

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病院の退院手続きとご入居

諸々の手続きが済み、老人ホームへの入居日を決めます。Sさんの場合、病院を退院しその足で、Cホームへ直接向かいます。
入居日当日は、朝食を済ませてから病院を退院されました、そのままCホームへ向かうのも良いのですが、Sさんにとっては、やっと病院から退院ができて記念すべき日です、入院していた病院から、Cホームまでは車で約1時間、ドライブを楽しみながら、お昼ごはんは折角なので息子さんとご親族とご一緒に外食を楽しまれたそうです。
一番最初に手術が必要とう事で、入院されてから約1年近くが経過しており、やっと病院から退院できて本当にうれしかったと、Sさんが仰っておられたのが印象的でした。


今回の入居手続きに必要だったこと

SさんがCホームにご入居される際に、息子さんが取り寄せた書類や、契約などをご紹介します。

【入院先の病院から】
・診断書
・看護サマリー
上記2点とも老人ホーム入居に関して、面談前に提出します。入居者の身体状況、感染症の有無、などを確認するために提出します。

【役所】
・住民表の転出・転入
・障害者手帳の住所変更
・年金事務所に住所変更

【老人ホーム】 ・入居契約書
・重要事項説明
・保証人手続き
・居宅支援事業所契約 (住宅型有料老人ホームの為)
・訪問介護事業所契約 (住宅型有料老人ホームの為)
・訪問看護事業所契約 (住宅型有料老人ホームの為)
・月額費用口座振替手続き

【クリニック】
・居宅訪問管理指導契約
・診療費口座振替手続き

【薬局】
・居宅診療管理指導手続き
・診療費口座振替手続き

上記以外にも息子さんが手続きされた書類は他にもあるかもしれませんが、住宅型有料老人ホームは、介護付き有料老人ホームと比較して書類手続きは多くなります。
住宅型有料老人ホームは、在宅と同じように訪問介護、居宅支援、訪問看護の各事業所と契約が必要になります。
もちろん、有料老人ホームへの入居契約については、本人の印鑑証明、保証人の印鑑証明なども必要なので、保証人の役所が遠方の場合などは、事前に書類を取り寄せておく必要があります。

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SさんがCホームの生活で望まれたこと

Cホームに無事にご入居されたSさん、事前に息子さんがお父様の為にテレビを購入し、ベッドの向きに合わせてテレビの設置をされています、それとSさんからおご要望で、大好きだった競馬投票をお部屋でしたい。以前お元気な頃には、息子さんにパソコンの使い方を習われており、「のんびり周囲を気にせずいつも好きな番組が観れて、パソコンでインターネットを使って競馬投票をしたい。」というご希望をお持ちでした。
息子さんは、お父様が入居される数日前に、家電量販店でノートパソコンと、モバイルデバイスを契約され、老人ホームで生活を始められたお父様にプレゼントをされたそうです。

有料老人ホームは高齢者施設の一つではありますが、終の棲家という表現がされるように、有料老人ホームのお部屋はご入居者様のお部屋であり、ホーム全体はご入居者様のお家であるという事です。
もちろん共同生活の場所である事には変わりないので、ある程度生活していく上でのルールはありますが、お部屋の中では比較的自由にお暮し頂けます。

本来はお部屋に電話回線を引くことも可能ですが、今回はモバイルデバイスを利用して、ノートパソコンをテーブルに設置して、ベッドサイドに置かれていました。
ご入居されてからSさんはノートパソコンを使って、競馬投票をされていましたが、Sさんのお部屋には、スタッフの方が競馬の予想を聞きに来たりと、この競馬ネタで日々楽しんでおられたようです。


有料老人ホーム探しの理由は千差万別 まずは相談をしてみる事

ご入居されて約2年間、Sさんはその後お身体にガンが全身転移している事が見つかり、麻薬を使った緩和ケアをしながら、お過ごしになられていました。
年末には息子さんがホームにお泊りになられて、一緒に大晦日、元旦を親子水入らずでお過ごしになって沢山お話をされたそうです。

このように、老人ホームへご入居を検討される理由は、ご相談頂く方によって様々です。私たちは、老人ホームをお探しになられている理由と、お探しの条件をしっかりとヒアリングをさせて頂き、寄り添ったご相談ができるように日々心がけております。
ご本人様やご相談者様が、100%ご満足いただける老人ホームは無いかもしれませんが、できるだけ必要な条件に当てはまる老人ホームをお探しするお手伝いをさせて頂きます。

今回ご紹介したSさんのケースは、決して珍しいご相談ではなく、年間1万件以上のご相談の中の一つのご相談です。
もし老人ホーム探しでお困りごとや、これから探そうと思われているのであれば、お気軽にご連絡ください。

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田中 宏信
「関東有料老人ホーム紹介ンター」を運営する(株)エイジプラス東京支社 支社長。自身の両親の介護経験を活かし、同じように在宅介護でお悩みをお持ちのご相談者向けに、老人ホーム選びのアドバイスやセミナーなども行っています。

関東有料老人ホーム紹介センター 10:00〜17:00 ※土日祝は休み 北海道・東北・関東エリア 0120-605-419【通話料無料】