シニアライフ徒然草

どこにでも起こる福祉用具・機器のヒヤリ・ハット事例

福祉機器・福祉用具というのはとても便利かつ、現在のハイテク福祉を支えている存在になります。しかしこれは誰でも使えるということではなく、ある程度「慣れ」が必要になります。これは福祉機器・福祉用具を利用している本人だけではなく、福祉機器でサポートをする支援員にも言えることです。


介護・福祉現場におけるヒヤリ・ハット

福祉現場でよく口にされる言葉としてヒヤリ・ハットというものがあります。これは、トラブル、事故等につながっていないが、その直前の状況で食い止めていたという状態を意味します。転倒しそうな人をその直前に支えて、転倒をしないようにしたというのはヒヤリ・ハットの代表的な例と言えるでしょう。
大きな事故につながらないため表に出てくることも少ない情報ですが、近年ではこれをしっかりと表明していく、そしてそれを多くの人が共有していくことが大切とされています。リスク管理という意味で、ヒヤリ・ハットというのはとても重要視されています。 福祉の現場で、事故を防ぐということは非常に難しいです。というのも事故が起こったと思った瞬間にはすでに、それは大きな被害、事故を引き起こしてしまっている後だからです。そこでヒヤリ・ハットへ意識を向けていくことが大切にされています。

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ハインリッヒの法則 1:29:300

ハインリッヒの法則というものがあり、別名ヒヤリハットの法則と呼ばれています。これは1:29:300という法則を意味しています。大きな事故1に対して、軽い事故が約30、ヒヤリハットな事例が300あることになります。 大きな事故の背景には、多数の軽い事故があり、その背景には非常に多くのヒヤリハットがあるということから、ヒヤリハットを半分にすることができれば大きな事故を最も効率的に予防していけることを意味しています。
福祉の現場や福祉に関わっている人は忙しいことが多いため「このくらいは良いだろう」と思ってしまうことが多いですが、これをどれだけ減らしていくことができるかが福祉機器・福祉用具、現場でのトラブル、事故を防ぐ非常に大きな要素になると言えるでしょう。


ヒヤリ・ハットに経験は関係ない

福祉機器や福祉用具取扱いになれている人は、新人の人よりもミスが少ないように思えますが、実はそうでもありません。扱いに慣れている人はヒヤリハットによるミスを隠すことに長けている場合も多いです。(経験の中でヒヤリハットを多く経験していく中で、ヒヤリハット自体に慣れてしまうことで生じる問題です)
ヒヤリハットに関しては経験は関係ありません。どのような人でも起こしえる可能性があり、専門家と呼ばれる、非常に優秀な人でも起こしえる可能性は十分にあります。 慣れている人ほど「ヒヤリ・ハット」を重く受け止めていく姿勢が必要です。

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福祉現場においてヒヤリハットの法則は多くの部分に適用できる

介護・福祉現場だけでなく、ヒヤリハットの法則は災害を予防していく、事故を予防していくという意味で、多くの分野で活用できる考え方になっています。
これは人にも当てはまるものであり、深刻な問題を持った人が1人いる場合には、その周囲に深刻な問題に発展する可能性のある人が29人、そしてその背景には、問題を抱えている人が300人いる可能性があるということになります。
どうしても深刻な問題を持った人1人に意識がいきがちですが、その周囲、背景に関心を向けていかなければ何も解決しないということもありえるということです。

福祉機器や福祉用具だけでなく、現場における問題の多くはこのヒヤリハットが元になっていると考えることもできます。多くの人がこの問題の存在を意識し、そしてできるだけ発生しないようにすることが福祉機器、介護福祉現場の発展につながっていくでしょう。

参考:平成20年 厚生労働省老人保健事業推進費等補助金資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/03/dl/s0325-17e-14.pdf

参考:厚生労働省医療事故情報収集等事業
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/jiko/

記事 住まいるケア 有料老人ホーム紹介センター

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