シニアライフ徒然草

息子さんからの虐待から逃げるように施設へ御入居

家族から受けるDV(ドメスティックバイオレンス)ときに虐待と言われる行為は度々ニュースにもなります、今回の相談レポートはお子さんから、虐待からシェルターに逃げておられたご夫婦からのご相談でした。


御入居対象者でもある御本人と奥様からの御相談

御入居対象者様でもある御本人様、(自立)と奥様(要支援2)からの御相談でした。

「現在は、自宅を離れて、シェルターに住んでいます。」
「そのシェルターの退所期限を3日後に控えています。」
「このままでは行く先もなく、路頭に迷ってしまう。」


藁にもすがる思いで、当紹介センターへお電話された様子でした。
大変切迫した口ぶりだった事を今でも鮮明に覚えています。 先ずは、御本人の置かれている状況を確認する必要があると思い、じっくりとお話を伺うことにしました。


子供からの度重なる暴力

:「なぜシェルターに入所をしてらっしゃるんですか?」
ご相談者:「同居している子供からの度重なる暴力と、暴言に耐えかねて家を出ました。その後も、自分達を探し回っている。見つかれば、お金をせびられる。渡さなければ、また暴力を振るわれる。妻は、精神的に参ってしまった。」

:「なぜ今お住まいの地域の施設ではダメなんですか?」
ご相談者:「今住んでいる県では、すぐに見つかってしまうと思うので、出来る限り遠くの施設に入居をしたい。違う都道府県で探してくれないですか?」

:「御予算は・・・・?」
ご相談者:「金銭を子供に取られてしまって、2ヶ月に振り込まれる年金だけが頼りです。」

既にこの時点で、お金は子供さんに押さえられており、お二人の年金だけでお暮しになっておられます。

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猶予は3日しかなく、そして家族と隔絶できる場所

ご相談を頂戴した時点での、御本人様ご夫妻はお元気なので、お部屋にキッチンや浴室が完備されていた方が良いと思い、当時高齢者向け住宅と呼んでいた(現・サービス付き高齢者住宅)施設をご提案致しました。

更に、、、
施設入居に必要な書類(特に健康診断書)は、入居後に提出しても良いと言うくら い柔軟な対応の出来る施設・・・・
子供さんが絶対に探すことの出来ない場所・・・・
ご入居までの期限は3日間
しかありません。

当センタ―のご相談エリアでは該当施設が無かったため、ある都道府県の山深い奥地にある施設を紹介することにしました。その施設なら、万が一介護が必要になっても、併設の住宅型施設への転居も可能です。


シェルターから高齢者住宅へ

今回のような内容のご相談は、大変イレギュラーなケースですので、信憑性を確かめる為に、シェルターの管理人様と直接お話をさせて頂きました。
そして、御本人からは年金受給証明書と免許証をFAXして頂きました。
その後、施設のご担当者さんに連絡を入れさせて頂き、ご夫婦の受入の可否を確認しました。
幸いにもお二人の年金受給額が、合わせて月50万円程受けておられましたので、あっさりと受入OKの回答を頂きました。
ご相談を頂戴した翌々日、施設のご担当者の方に、最寄り駅まで御本人夫妻をお迎えに行って頂き、シェルター退去日には無事に施設入居に至りました。


そして今もご夫婦はゆったりとお暮しになっています

そのご相談を承ったあの日から既に5年程経っておりますが、ご夫婦は現在もその施設に御入居されております。
「当時は、全く別の都道府県の街中から、こんなに山奥の施設への入居は不安でした。でも今は、妻と二人でのんびり暮らせている。空気も良いし、毎日が穏やかですよ。」と、先日お電話を頂戴して、本当に良かったと思いました。

この経験を通じて私自身、入居相談員のお仕事をさせて頂いていることについて、この仕事はとても素晴らしい仕事だと改めて実感しました。

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記事 東海有料老人ホーム紹介センター 鈴木富美

鈴木 富美
毎日ご相談を承り、様々なご相談者様の悩みを真摯に受け止め、解決に導くための努力は惜しみまないことを信条にしています。