シニアライフ徒然草

ノーリフト宣言 !!【フォレスト垂水】

山と明石海峡を望む丘に、静かな住宅街が一枚の絵のように広がる美しい街、神戸市垂水区。この地で必要とされ今年8年目となる介護付有料老人ホーム「フォレスト垂水」があります。山陽電鉄、JR神戸線いずれも「垂水」駅から北へ徒歩約6分。明石海峡大橋と淡路島を館内から一望できる介護を必要とする方の希望を実現する介護付有料老人ホームです。

    土地所有・建物非所有

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見える介護 ノーリフトはフォレスト垂水だからできる目に見える実力

介護をする場合、介護者は要介護者をしっかりと抱え、体を密着させて移乗(生活の中での乗り移り動作のこと)介助をすることは常識です。介護現場を知らない方でも、実際に現場で働いている方でも背面からなど、抱きとめるように体を持ち上げる介助スタイル を容易に想像できるのではないでしょうか。
フォレスト垂水では、人が人を抱きかかえる、抱き上げる、持ち上げる介助を見直し、平成23年5月に「ノーリフト宣言」をしました。
なぜ従来の介助を見直すことに至ったのでしょうか。フォレスト垂水だから実現できたとも言えるノーリフトについて、取締役であり施設長の村上さんにお話を伺いました。


体のことを120% 熟知した上でできるノーリフト【施設長にお伺いしました】

記者:ノーリフトはハウツーではなく理念のようですが、それを取り入れよ うと思ったきっかけは?
村上:きっかけは数年前になりますが、当ホームのリハビリ室室長が勉強会でノーリフトという考え方を学んできて、同時期に私もノーリフトを知り、二人で日本ノーリフト協会へ詳しく学びに行きました。

記者:ノーリフトによりスタッフの腰痛軽減などに繋がるようですが、要介護者側の不快感やケアの効率などは変りないのですか?
村上:例えば、あなたが車椅子からベッドに移る時に介助が必要だとして、男性に抱えられて荷物を置くように移動させられたらいかがですか? それが異性ではなく同性であっても、あなたよりも小柄で小さな若い人が力一杯踏ん張って持ち上げてようやくベッドに移った場合は?
怖いですよね。体が硬直して、介助に緊張を感じませんか? 従来の密着して抱き上げる介助に恐怖と不快感を体感する方もいるのです。
効率に関しても、体を滑らせて位置を変えるスライディングシートスライディングボードといった用具を使用することで危険性と恐怖心を払しょくし、無駄を省きます。介護する側、される側がお互いに体力を使い危険と背中合わせの人力よりも、適所で最適のア イテムを使うことで安全で効率がよく、かつ残った機能を実生活の中で継続して行うリハビリ(生活リハビリ)へも繋がる。まさに一石三鳥だという考えがノーリフトなのです。

記者:ノーリフティングが生活リハビリに繋がるのですか?
村上:もちろんです。器具・用具を使用するということは、ADL(日常生活動作)を完璧に把握していないとできません。例えば「立つ」だけでも、椅子から自力で立てるのか、何かにつかまるのか、前傾姿勢になれば可能なのか、といった細かい分析をした上で必要な器具を使用したり、その人に合った車椅子を用意したりします。
そして癖や残存能力を活かすことで、暮らしの全てが生活リハビリとなるのです。医療的な機能回復訓練は失った機能の回復を目的としていますが、高齢者にとって必要な生活リハビリは残っている機能をいかに保ち、活かすかです。その手助けをすることがノーリフ トの最も芯となる部分でしょう。

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生活する中で 目標と希望を見出せる

記者:フォレスト垂水には理学療法士(PT)が4名常勤しているからノーリフトが可能なのでしょうか?
村上:はい。そうとも言えますが、ノーリフトを実施しているからPTが4名必要だとも言えます。
先ほども言ったように、ノーリフトはご入居者の能力や身体的特徴、体調を把握する必要があります。把握せずに実行した場合、事故につながるため徹底してスタッフ間の連絡、情報交換、そして研究は必須です。介護スタッフ、看護師、PTがあらゆる角度でご入居 者さまの毎日を見守ります。私たちが見守るだけではなく、ご入居者の希望を汲取らなくては生活リハビリには繋がりません。こういったことを踏まえたうえで、徹底したノーリフトを実行する場合、PT4名は決して多くありません。

記者ご本人が何ができるか、何がしたいかということが大切になりますね。
村上:まさに、その通りです!
生活リハビリは日常生活の中で行うことですから、ご入居者さまの具体的な目標が何よりも重要となります。
例えば碁会所へ行きたい、図書館へ行きたいなどの外出が目標の場合、時間・トイレ・飲食など細かくシュミレーションをして目標時期に向けて必要動作の練習を一歩ずつ進めていきます。全くできないことにチャレンジするのではなく、右手が動くならば自力でベルトを外せるように。立つことができるのなら、車椅子の乗り降りができるように。
他にもたくさんの事例はありますが、写真にあるような適切な用具を利用し、安全な介助や生活リハビリもあるということを知っていただきたいですね。

記者:ご本人以上に身体能力を熟知して、検討し、最適の動きを研究し、一緒に目標に向かう。信頼関係がないとできないことですね。
村上:はい。ご本人さまとスタッフの関係だけでなく、ご家族さまとの信頼も大切になります。
自尊心を大切にできるケアがノーリフトだと私は思っています。当ホームの方針にご理解と共感をいただいているということは、多くの方が看取りを希望されることで実証されているのではないでしょうか。介護・看護に信頼をいただき、最後までフォレスト垂水で 過ごしていただける、これ以上うれしいことはありません。
ノーリフトは本当に奥が深く、器具にしても考え方にしても、これからの分野です。でも難しいことではなく「もっと元気になる!」をモットーに、自立支援を続けたいと思います。それがフォレスト垂水だとご理解いただければ嬉しい限りですね。

記者:今日は目からウロコのお話でした。ありがとうございました!

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ノーリフトってなに?

「No Lifting Policy−持ちあげない看護・抱えあげない介護−」のことで、看護・介護・福祉の現場で職業病といわれる腰痛予防を目的とし、看護・介護を受ける方の危険や苦痛の伴う人力のみの移乗を行いません。
患者さんの自立度を考慮した福祉用具使用による移乗介護を行うことを意味します。ノーリフトを実施することで、安全で安心な看護・介護を提供することにつながります。
発祥は1996年頃、オーストラリア看護連盟からスタートしました。看護師の腰痛予防のために提言したもので、現在の日本では、日本ノーリフト協会により病院や施設での福祉機器を有効に活用した環境労働マネージメントの推進と、ケアそのものの質の向上を目的に普及活動をしています。

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記事 住まいるケア 関西有料老人ホーム紹介センター

住まいるケア
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