シニアライフ徒然草

高齢者と空き家問題を考える

高齢化問題おして取り上げられるひとつとして、孤独死、過疎、相続人不在問題、単に高齢者が増えるという事が問題ではなく、人口の少子高齢化や核家族化などが引き起こす、様々な問題がこれからの解決するべき課題と言えます。


孤独死と空き家問題

高齢者比率が増加してきていることによる多くの課題。
非常に深刻な問題になりつつあり、その代表的な例が孤独死です。この孤独死というのは実にさまざまな問題を引き起こしていきます。
また相続人等がいない状況で死亡してしまう高齢者というのも少なくありません。 このような問題と共に、浮き彫りになった課題があります。
「空き家問題」です。
宿主をなくしてしまった、誰も相続をしていない家が空き家になってしまい、放火等のリスクにつながっている面があります。そこには税に関する問題もあります。
この空き家に関する問題は、実は非常に大きな問題になっており、とても深刻です。
そういった中で、この問題を解決する為に、この空き家を有効活用しようとする案が多方面から出てきています。
その中のひとつの案として、空き家を高齢者施設として利用する。という試みがあります。
中でも厚生労働省等が軸となって本格的に動いているプロジェクト(※1)もあり、国を挙げてこの空き家を利用した高齢者施設について積極的に検討をしていることになります。
空き家を高齢者施設にするメリットは大きく、低所得者であっても利用できます。
高齢者施設においては、その費用負担が大きな壁になってしまい、必要なサービスを受けたいと思っていても受けらない状況になるという事は少なくありません。それゆえに、空き家を利用して、低料金での利用は今後とても大きな意味を持ってくるかもしれません。

(※1)出典 厚生労働省「低所得高齢者等住まい・生活支援モデル事業」

有料老人ホームや高齢者住宅のご相談・資料請求はこちらをクリック


無届の介護施設が問題になってきている面も

空き家やマンション等を介護施設にできると、地域の人にとって親しみの持ちやすい施設にすることができます、しかしながらこの点においても、大きな問題が出てきています。
これは無届の介護施設問題です。本来介護施設というのは正式な手続を踏んで運営をしていくものなのですが、そのような手続きを行わず「無届」という状況で運営をしてしまっていることになります。 無届であると何が問題であるかというと、最大の問題は防災・防災に対する設備問題です。スプリンクラーなどの防火関係の設備は費用が高額なため、無届施設ではスプリンクラーを設置していない施設が目立ちます。防火設備が完備されていない状況で運営を行った結果、火災事故で多くの命が失われる事件は後を絶ちません。このように設備が設置されていないと、万が一地震や火災等が起こった時に、非常に大きな事故につながってしまうこともあります。

空き家の再利用は、低料金で利用できるというメリットがありますが、その裏で「無届」という問題も発生している空き家利用の介護施設。
現在ではNPO法人ふるさとの会、NPO法人モクチン企画等をはじめとして多くの団体が空き家を有効活用しようと積極的に動いています。(どちらの団体も建築と福祉をしっかりと統合して考えている団体であり、介護・福祉に関することだからと言って、福祉の専門知識だけを持っていれば良いという時代は終わりを告げてきているのかもしれません。)
無届の背景には「そこに介護施設があると周囲の人に知られていない」ことが大きく影響している面があり、さまざまな団体が活動し、空き家に多くの人が興味を持つ、周囲の介護施設に興味を持つ人が多くなれば、無届の介護施設を減らす事ができるのではないかと考える方もあります。


空き家を効果的に再利用するプロジェクトはどんどん増えている

「空き家を有効活用するプロジェクト」はとても多くなってきています。
企業のオフィスとして空き家を利用したりすることもあります。
空き家を介護施設として利用しやすい状況を作ることができれば、それは地域の介護にも繋げていくことができるでしょう。 今ではどの地域にも空き家があり、空き家を利用すれば、介護が必要になった際は地域を離れずに介護施設が利用できるようになります。
空き家の多さというデメリットを、「地域を巻き込んだ介護」というメリットに転じていくこともができるという事ではないでしょうか。
人によっては施設の雰囲気に馴染めない人もいます。空き家であればまさに「家」であるので、雰囲気的に受け入れられる人も出てくるのではないでしょうか。
高齢者社会において空き家というのはとても可能性のある存在であることは間違いありません。効果的に活用しないのは「非常にもったいない」と言えるのではないでしょうか。

有料老人ホームや高齢者住宅のご相談・資料請求はこちらをクリック

住まいるケア
東京・名古屋・大阪・福岡に紹介センター窓口を開設し、全国で年間約2万件にも及ぶ相談実績があります。老人ホームなどの高齢者施設をお探しの方に、経験豊富な当社相談員が最適な有料老人ホームや高齢者住宅選びのお手伝いを致します。 全国約5000件の紹介施設がございます。
関東有料老人ホーム紹介センター 10:00〜17:00 ※土日祝は休み 北海道・東北・関東エリア 0120-605-419【通話料無料】