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  • 「ふるさとホーム」「あんしんホーム」を展開されている 株式会社ヴァティー 代表取締役 佐藤 明 さんインタビュー

「ふるさとホーム」「あんしんホーム」を展開されている 株式会社ヴァティー 代表取締役 佐藤 明 さんインタビュー

関東圏を中心に有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅など、ここ10年で118施設を展開している株式会社ヴァティーの佐藤明代表取締役にインタビュー、佐藤社長の思い、企業のコンセプトなど佐藤社長のお人柄がうかがえるお話しでした。


関東圏では低価格施設のパイオニア「ふるさとホーム」「あんしんホーム」を展開する株式会社ヴァティーさんへお邪魔しました。

今回は「ふるさとホーム」「あんしんホーム」「ケアステーション」の介護施設ブランドで展開をされている株式会社ヴァティーの佐藤社長にご多忙中のところお時間を頂き、大変貴重なお話しをお聞きしました。
現在株式会社ヴァティーさんでは、関東圏を中心に有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅など118施設を展開されておられます。
表記(佐藤:ヴァティー佐藤社長、田中:エイジプラス田中、以下敬称略)


新規施設の開設速度の速さの秘訣を教えてください

田中:サ高住と有料老人ホームを意図的に切り離して作っておられるのでしょうか?

佐藤:老人ホームとサ高住を分けて作っている意図はなく、介護事業を展開していく上で事業計画を立てるのですが、特定施設の枠が取れる、取れないでその計画が大きく変わってきます。ただ、それでは企業として事業計画が非常に立てにくくなります。 それであれば、国交省・厚労省の制度において、まだサ高住が建てられる間にしっかりと作っていく、という事で今年まではスピード感をもって作ってきました。 来年平成28年度は、新しく施設を作るのはいったんストップします。

佐藤:弊社は有料老人ホーム業界では後発組です。 元々運営されている既存の老人ホーム運営事業者は、入居一時金タイプの老人ホームが多く存在します。しかしながら弊社の場合は入居一時金が無いモデルなので、開設後早い段階でお部屋のご入居が決まっていないと大変になります。

佐藤:弊社では営業担当者はおりませんが、基本的には施設責任者(施設長)が118名、その上にエリアマネージャー、そして私(佐藤社長)を含む経営陣になるので、ご入居のご相談などの事などについては、私宛にご相談いただいても構いません。 他社の老人ホームで残念ながら入居をお断りになられた場合でも、即日ご返事申し上げ対応を致します。

佐藤:現在は毎月、全体の施設長会議を開いておりますが、エリアを横断した判断をしなければいけない場合などは私(佐藤社長)にご相談を頂ければ、「ご入居は絶対に断らない」という信念を持っております。もしそのような事でお困りであれば、ぜひご相談頂ければと思っています。 社長として責任をもって、当日もしくは翌日には必ずご回答をさせて頂きますので、ご連絡ください。


ヴァティーという会社について教えてください

田中:御社は元々飲食業からのスタートですよね。

佐藤:元々、持株会社社長(弊グループ社長)が介護事業の参入を決めました。当時は多角経営の時代で介護事業に参入したのがきっかけになりますが、私は飲食業時代から弊社事業に関わってきています。
介護事業については、平成18年から参入しているので、もう10年になります。 スタートから10年、今までがむしゃらに事業に取り組んでまいりました。その結果想定通りになってきましたが、その中でもやり残しているのが、「ヴァティー」って何の会社なの?あまり顔が見えないのよね、という声をお聞きするようになったことへの対応です。

佐藤:意図的に自分の会社の情報をクローズしているつもりはないのですが、今まで外に向けて大きくアナウンスをしていませんでしたので、なかなかご理解いただけない場合が多々ありました。 今後は同業他社さん含め、多くの皆様にヴァティーという会社をご理解してもらおうと思っています。

佐藤:ビジネスとしてだけとらえて介護事業を行ってきたわけでは無く、私自身それなりの思いをもって今まで118件もの施設を作ってきました。 その思いがなければ、これほどまでの苦労を考えると、ただ単に営利目的だけではやってはいけません。 その想いをいかに内外に伝えていくのか、それが今の弊社の課題です。


大変な人を最後まで、なるべく低価格でお世話させて頂く

田中:ヴァティーさんの介護事業に対する企業コンセプトを教えてください。

佐藤:かっこよく言わせていただくと、「大変な人を最後まで、なるべく低価格でお世話させて頂く」という事です。 介護で大変な状況に陥っている方々をしっかりと最期までお世話をさせて頂く、その気持ちを大切にして、その想いを毎月のように現場の職員にも伝えています。 もちろん私自身やエリアマネージャーが各施設に足を運んで、しっかりと顔を見て伝えています。
例えば施設で何か問題があったとして、その報告と指示をメールだけでやり取りすると、それは結果的に大きな問題に対して気づかないという事が起きます。 些細な問題の陰に大きな問題が隠れていると、文章だけの報告では気づかず見落としてしまいます。
しっかりと各施設に足を運んで、施設の様子を目や耳や鼻など五感をフルに使って問題を察知し、しっかりと顔を見て問題解決に取り組む事を心がけています。


社会的インフラにならなければいけない

佐藤:現在「ふるさとホーム」「あんしんホーム」の2つのブランドで有料老人ホーム、サ高住の展開をしていますが、その地域で認めてもらえなければ存在意義は無い、私たちはコンビニのような社会的インフラにならなければいけないと思っています。

地域のインフラになるという事は、「あそこに、ふるさとホームがあってよかったよね。」そんな風に地域の方に思って頂けるようにならなければいけないということです。 そうやって地域の皆様に思って頂けるようになって、はじめてその地域で老人ホームを運営していけると思います。そしてそれが私どもの大きな喜びでもあります。


佐藤社長へのインタビューを終えて

今回は佐藤社長にお会いして、様々なお話しをお聞きしました。10年ほど前は有料老人ホームというと、高価で一般庶民にとっては少しハードルの高い施設でした。当時は有料老人ホームに入居しようと思うと、首都圏では少なくても数百万円の入居時費用を支払い、月々は20万円前後の月額費用というのが一般的でした。
昨今、サービス付き高齢者向け住宅など、有料老人ホーム以外の分類施設なども増え、またそれと同時に、有料老人ホームでも低価格でご入居が可能な施設が増えてきています。 ここ最近の介護施設による事件、事故が目立ちますが、佐藤社長ご自身やエリアマネージャーの方が直接施設に赴き、日々の事にしっかりと目配りを行う事で、ご入居者様に安心してご生活を頂けるように心がけておられる。その想いが強く感じるインタビューでした。

世間一般では、低価格の老人ホームなどは「安かろう・悪かろう」の施設、という認識をされている方も未だ多くおられるようですが、良い・悪い、という判断をする価値観は人によって様々です。
その方にとって、またはそのご家族にとって、良いと感じられる老人ホームはどんな老人ホームなのか、『ご自身に合った老人ホーム選び』そのお手伝いを普段私達がさせて頂いておりますが、今後もしっかりとヒアリングをさせて頂き、正しい情報をお伝えしていくという義務があると再認識致しました。

株式会社ヴァティー オフィシャルHP
インタビュー&記事 関東有料老人ホーム紹介センター 田中

田中 宏信
「関東有料老人ホーム紹介ンター」を運営する(株)エイジプラス東京支社 支社長。自身の両親の介護経験を活かし、同じように在宅介護でお悩みをお持ちのご相談者向けに、老人ホーム選びのアドバイスやセミナーなども行っています。
関東有料老人ホーム紹介センター 10:00〜17:00 ※土日祝は休み 北海道・東北・関東エリア 0120-605-419【通話料無料】