シニアライフ徒然草

大東建託、ソラスト社の株式37.5%を取得

またもや大手不動産関連会社が介護事業会社の株式を取得。賃貸事業大手の大東建託がCJPNCホールディングスより、ソラスト社の株式37.5%を100億円を越える金額で12月18日付けで取得すると発表しました。


大東建託が37.5%、東邦ホールディングスが5%、インフォコムが3%を取得すると発表

賃貸事業大手の大東建託株式会社がカーライルグループ投資ファンドのCJPNCホールディングスより、株式会社ソラストの株式37.5%を100億円を越える金額で12月18日付けで取得すると発表しました。
大東建託社のIRによると、以下抜粋
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大東建託グループは、賃貸アパート・マンションの建設事業及び管理・運営事業をコアビジネスとし、更にデイサービスを主とした介護事業、保育事業、LPガス供給事業や太陽光発電事業等、住まいや暮らしに関する多様化したニーズに対応したコア周辺ビジネスにも取り組んでおります。
ソラストグループは医療事務等の病院業務請負と、在宅を中心とする介護サービスに特化したビジネスを展開しており、この分野のエキスパートとして、医療事務、介護サービスの高度化と両事業間のシナジーを追求しています。
今回の株式取得を契機に、当社グループは、ソラストグループとの協業の深化を通じて、コアビジネスの強化と共に、住まいや暮らしに関する高度なサービスや新しい価値の提供を実現することにより、企業価値の向上に繋げてまいります。
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サービス付き高齢者向け賃貸住宅の増加と、不動産関連事業会社の参入

近年賃貸住宅会社や、マンション事業者など大手事業者が介護業界への参入が目立ちます。
我が国が民主党政権時代に、サービス付き高齢者向け賃貸住宅の補助金制度を打ち出し、以降毎年様々な企業が、高齢者施設事業に参入してまいりました。
ここ数年は介護業界、特に介護施設業界に関しては非常に顕著で、毎年300億円もの補助金が拠出され、一気にサービス付き高齢者向け賃貸住宅が増えてきております。
そしてこの2~3年の間に、大手不動産関連事業者の介護施設への参入が増えており、大東建託社もサービス付き高齢者向け賃貸住宅への参入を打ち出していました。
そしてここにきてソラスト社の株式取得、ソラスト社は、元々は日本医療事務センターという社名で、医療事務の教育事業や、医療事務受託業務で業績を伸ばし、1992年にはジャスダック上場、その後調剤薬局事業や、訪問介護、居宅支援事業などを手掛け、2005年にはグループホーム、2006年には有料老人ホーム事業に参入、2012年にはMBOにより非上場させ、株式会社ソラストに社名変更していました。

記事:関東有料老人ホーム紹介センター 田中


大手不動産事業者の介護事業者へのM&Aおよび株式取得が加速する時代

今回、大東建託のソラストの株式取得は、37.5%ですが、今後ソラスト社のノウハウを活かし、自社運営のサ高住では比較的お元気な高齢者の入居促進を促し、介護が必要になればソラスト社の有料老人ホームへ、というスキームは最近の定番となりつつあります。
ここ最近このような思惑の不動産関連事業者の介護事業者への株式取得がとても多くなっているのは時代の流れなのかもしれません。
ソラスト社の持つ訪問介護事業、施設介護事業のノウハウは、大東建託社にとっては自社開発しノウハウを蓄積るす膨大な時間を考えれば、現事業とのシナジーを生むのと同時に、大東建託社の介護事業を加速させる要素となることは容易に想像できます。

記事:関東有料老人ホーム紹介センター 田中

田中 宏信
「関東有料老人ホーム紹介ンター」を運営する(株)エイジプラス東京支社 支社長。自身の両親の介護経験を活かし、同じように在宅介護でお悩みをお持ちのご相談者向けに、老人ホーム選びのアドバイスやセミナーなども行っています。
関東有料老人ホーム紹介センター 10:00〜17:00 ※土日祝は休み 北海道・東北・関東エリア 0120-605-419【通話料無料】